【レポート】LIFULLの皆様と結城街なか歩き
こんにちは。yuinowaスタッフの佐野です。
去る12月2日、「株式会社LIFULL」の皆様が結城街なかを視察に来てくださいました。その際、街歩きのご案内させていただきましたので、その時の様子を少しだけお届けしようと思います。
株式会社LIFULL様は不動産事業を中心に手掛けている会社。ホームズくんでお馴染みで、利用したこともある方も実は多いであろう「LIFULL HOME’S」も運営されています。
そしてこちらの会社では、2017年9月末から、空き家バンクサービス「LIFULL HOME’S空き家バンク」も開始。
このサービスは、地方自治体が募集する空き家、空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングする情報窓口。国土交通省が主体となって推進する「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業（※国土交通省Webサイトへのリンク）」の実施事業者としてLIFULL様が運営しているものです。
今回はこの事業に関連して、LIFULL様の中で空き家だけでなく地方や地域での活動に興味を持った若手社員さんたち3人が、都内からはるばる視察にお越しくださいました。
前半は、結城街なかを視察。
結い市、結いのおと、むすぶしごとLAB.など、結いプロジェクトが中心に行ってきた「空き家活用」の事例をご説明しながら、実際に街なかの建物を見ていただきました。
もちろん、yuinowaの中もご案内。
ご案内していて、「LIFULLの皆様は不動産を扱っているだけあって目の付け所が違う！」と感じました。3人とも物件に対して、建物の特徴、規模、現状の活用状態、家主の有無など、さまざまな観点から観察。
結城の街なかにある見世蔵を見ると、堂々として趣のある外観に圧倒されがちですが、やはり専門性を持って着目することで、ものの見方も変わってきますね。
視察では建物だけでなく、「ゆでまんじゅう」をはじめ結城の和菓子も少しだけ堪能。
社員さんの中には、異なる店舗でゆでまんじゅうを買って、味や形状を比べてくださった方もいらっしゃいました。結城街なかで一度はやってほしい楽しみの実践！嬉しいなあ…
後半は、結いプロジェクトのリーダーでありyuinowa立ち上げメンバーでもある飯野と、LIFULLの皆様との会談回。
飯野からは、空き家を活用して作られたyuinowaの設立のこと、そして結いプロジェクトの活動を通して行ってきた活動や空き家活用、街の人との信頼関係の築き方などを話してもらいました。
LIFULLの皆様からの質疑や意見交換なども行い、短い時間ながらも実りある会談になったのでは、と思います。また遠いところご足労頂いているので、たくさんの収穫を持ち帰っていただければ幸いです。
私は結いプロジェクトに参加しておよそ5年、ボランティアという形で結城という地方の街に関わってきました。ですが今回、一緒に会談を聞いていて、LIFULL様が行う企業としての地方へのアプローチがどのようなものになるのか、ということにも興味がわいていきました。
空き家バンクサービスを始め、今後の株式会社LIFULL様の展開が楽しみです。
今回の街なか視察にあたって、道案内以外に、もコーディネーター的なことも私が担当させていただきました。
休日にも関わらず、都内からお越しいただいたLIFULLのみなさま。せっかく足を運んでいただいたので、結城の街や結いプロジェクトの活動について、楽しく情報を集められる一日になっていればなによりです！